アイサポでは、コロナ禍に負けずに市民活動を市民に届けようと、オンラインでの市民活動啓発イベント『「市民活動×新しい日常」~オンライン市民活動ウィーク』の実施を企画し、「市民提案型協働事業」の採択を受けて3月の開催を目指しています。
この第1弾として、昨年11月、市内の市民活動団体におけるコロナ禍の影響についてアンケート調査を実施しました。サポセンに登録のある全団体にメールと郵送で配布したのですが、回答数は25団体と少なく、統計のサンプリング数としては足りないのですが、結果をまとめましたのでご報告します。
Q1. コロナによる活動への影響
Q2. コロナによる活動上の支障
Q3. 活動上でサポートを必要としていること
この設問には25団体中、8団体から複数の意見が寄せられました。
- ZOOMやTeamsを覚えたい
- 活動場所(公的施設など)の換気設備・酸素濃度測定機の設置・加湿器の設置を希望する
- 消毒液の購入やオンライン用対策費などに補助が欲しい
- 鬱症への移行が心配で(精神保健)活動の必要性を感じるが、人的サポートが欲しい
- オンラインへのフォローにPCやZOOM操作などスキル獲得等の人材や場所が欲しい
- 情報共有できる場所、コロナ禍での成功事例(ベストプラクティス)を共有したい
- 利用者さんとのコミュニケーションの取り方を工夫
- Youtubeでのライブチャリティーコンサートの実施にサポートが欲しい
- オンラインなどの新しいテーマにはその後のケアーが必要
アイサポの活動の中で、サポートしていけるものを提供していこうと思います。
このホームページ上でもサポートのための情報発信を続けるほか、「市民活動相談窓口」で個別に対応していきます。ぜひ、ご意見やご相談をお寄せください。
例)団体の会員さんを対象にした「ZOOM入門講座」をオンラインで開催できます!
時間制限のないアイサポのZOOM会議室を、団体の総会に使ってもらうことも検討中です!
アイサポの活動の中で、サポートできることをぜひ提供していきたいと思います。
このホームページ上でもサポートのための情報発信を続けるほか、「市民活動相談窓口」で個別に対応していきます。ぜひ、ご意見やご相談をお寄せください。
例)団体の会員さんを対象にした「ZOOM入門講座」をオンラインで開催できます!
時間制限のないアイサポのZOOM会議室を、団体の総会に使ってもらうことも検討中です!
Q4. 団体で工夫しているコロナ対策を教えてください
この設問には25団体中、14団体から回答をお寄せいただきました。
そのほとんどが「検温、消毒、三密を避けてソーシャルディスタンスを確保、参加人数の制限(少人数での実施)、マスクの着用、短時間での終了」などでしたが、団体独自の工夫として、次のような対策をしている団体もありました。
- ZOOMを活用している(2団体)
- マスクでは話が聞き取りにくいため、ハンズフリー拡声器を利用
- 口元が見えるように、マスクではなくフェイスシールドやマウスシールドを利用
- 消毒液やマスクを団体自前で用意している
- 注意事項をわかりやすく作成している
- (公的施設での)参加者名簿提出を嫌厭する参加者のため、緊急時の事後提出を容認してもらっている
- メールや郵便の活用で、今まで以上に会員の相互関係が深まった
Q5. ZOOMの利用
Q6. 団体PRの必要性
まとめ
これらのアンケート結果を踏まえ、アイサポでは「市民活動×新しい日常」の第2弾として、「やさしいZOOM講座」を開催し、「ZOOMミーティングを主催する」手順までをレクチャーしました。またZOOMに慣れていただくための「オンライン忘年会」を開催、受講者の方にも参加いただきました。
また、コロナ禍によって「活動の場」や「発表の場」が失われ、活動に支障が生じている多くの団体にとって、オンラインで活動の紹介や発表を行い、市民や他団体の皆さんに見てもらい、交流の場を作りたいと開催する『「市民活動×新しい日常」~オンライン市民活動ウィーク』の必要性を改めて自覚することができました。
団体の活動に合わせて、参加いただける企画を準備しています。
市民まで届く大きなイベントして実施できるよう、皆さんのご参加、ご協力をお願いいたします!